カメラと時計、そして世界

時計関係の中心に自分が購入してよかったものや日本で起きている変化などを書いていきます。

お習字

友人に誘われて習字を習い始めました。

 

小学生のころやっていたので簡単にかけるだろうとおもっていたら、初めから大苦戦。

まず、止め、はね、はらい、これが正確にできない。

そして筆をおろしてからS字にカーブさせて弾力で書くやり方が難しい。

やってて感じたことは筆自体の重さがあるから、力を入れなくても沈んでいくこと、この感覚が難しい。

 

筆の落としてS字にしてその、弾力で筆に力をいれ広がりを加えていく。

文章にすると何てことないが、実際にやるとなると全然できない。

 

アマゾンで習字セットを買って一式そろえた。なんだか小学生になったような気分。

先生いわく筆の良しあしではなく、筆を立体的に使えばいいとのこと。

お手本で書いてもらったのを見ていると、自然に筆先を細く使い、動かすときに少しづつ力が入り太く力強い字になっていく。

長年かけて培った技術だからほぼ無の境地なのだろう!!

先生おそるべし。

 

ボールペンや鉛筆だと力は常に一定であり、線は同じ太さになる。

習字は入りが細く、出るときは太くなる。

この差が大きく何度やってもできないが、何度が感覚をつかめてきたので続けていこうと思う。

三年ほど続けている人たちは楷書、草書、行書などいろいろな書体を書き分けていたのに驚いた。

小学生の書道教室ではそんなこと教わらなったはず、まして筆の持ち方から手首の形まで一番負荷がかからない姿勢はあまりやった記憶がないなあ。

 

筆がうまくなると、良いことが増えるらしい。

まず、結婚式などの名前書きは筆である。

やはり、綺麗な字で名前やお祝いのメッセージが書けるとそれだけでも気持ちいいものだ。

字がしっかりしているとそれだけでも、ちゃんとした人といった印象を与える効果もあるらしい。

確かに字が雑だと、他も雑な人に思われてしまう。

習字の腕が上達すると、鉛筆や筆ペンで書く字も上達すると先生が言っていた。

 

石の上にも三年というから気長に続けていこうと思う。